■ ID | 628 |
■ 種類 | 論文 |
■ タイトル | マルチノズルカスケードインパクター(MCI)サンプラーを用いた近年の道路沿道と一般環境における粒子状物質(PM2.5及びPM2.5-10)の比較 Comparison of particulate matter(PM2.5 and PM2.5-10) between roadside air and ambient air using MCI(multi-nozzle cascade impactor) sampler |
■ 著者 | 米持真一
Shinichi Yonemochi
埼玉県環境科学国際センター 梅沢夏実 Natsumi Umezawa 埼玉県環境科学国際センター 磯部充久 Mitsuhisa Isobe さいたま市健康科学研究センター 松本利恵 Rie Matsumoto 埼玉県環境科学国際センター 深井順子 Junko Fukai さいたま市健康科学研究センター 城裕樹 Hiroki Jo さいたま市健康科学研究センター 関根健司 Kenji Sekine 埼玉県環境部青空再生課 相沢和哉 Kazuya Aizawa 埼玉県中央環境管理事務所 |
■ 出版元 | (社)大気環境学会 |
■ 出版年 | 2009 |
■ 誌名・巻・号・年 | 大気環境学会誌、Vol.44、No.4、211-221、2009 |
■ 抄録・要旨 | 簡易型PM2.5サンプラーであるマルチノズルカスケードインパクター(MCI)サンプラーを用いて、県内の国道17号線沿道の3地点と、対照となる一般環境の3つの組合せからなる計6地点で、PM2.5およびPM(2.5-10)を捕集した。道路沿道と一般環境のPM2.5質量濃度の相関は、PM(2.5-10)濃度の相関より高かった。しかしながら、田園地帯に位置する騎西では、冬期に道路沿道よりも高濃度となる現象が見られた。この原因として、収穫期以降に見られるバイオマス燃焼による影響が考えられた。県内6地点におけるPM2.5中硫酸イオンの濃度変動の類似性を変動係数で評価したところ、夏期、冬期ともに、変動は極めて類似していた。 |
■ キーワード | PM2.5、粗大粒子、MCIサンプラー、道路沿道、化学組成 |
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